リカちゃんの帽子攻防戦

リカの帽子といっても、本当は友人からいただいたプチブライスの帽子。プチブライスは頭が大きいから、帽子の類はリカちゃんにぴったりおさまる。


今日は、家中のおもちゃを一斉整理した。当然、ユキはこの一斉整理を邪魔するのが好きで、おままごとセットの分類をしているはなから鍋だけとか籠だけとか包丁だけとか持っていく。それはいい。全部整理したあと、リカちゃんを所定の位置に置き、やっぱり裸にされていたので服をきせ、その帽子をかぶせた。案の定、そのリカで遊びはじめるわけで、そして帽子をどこかにやった。「帽子はどこ」 このやりとりは長くなる。必ず顔をそむけるし、聞いていない。何回か言うとようやく顔をみて「帽子〜」そしてプリキュアの絵本を読みはじめる。今回は頭にきたので、プリキュア絵本をとりあげて、電話台に置いた。当然怒るユキ。私:「帽子はどこかなあ!」 しくしく泣きはじめるものの、帽子=プリキュアと結びつかない。駄目か…。と、茶碗を洗いはじめると、台をもってきてプリキュアの絵本を台から落としてゲットされてしまったので、私、怒髪天でとりあげて冷蔵庫の上に置く。ユキ:「ああーーーー帽子ーーーー」と泣くユキ。「このプリキュアだけは駄目。なにやってもいいけど、帽子がでてきたらプリキュアをあげる。」突然、結びついたのか、帽子を持ってきた…! ああっ 結びついた!!! 私:「ありがとう〜〜!! リカちゃんもありがとうって言ってるよ!ほら、かぶった!!」それはもう嬉しそうなユキだった。


ここんとこ、人の話を聞かせる、ということに四苦八苦しているが、力技で理解させれて、反省しつつ、ちょっと嬉しい。