しっかりしたからだ

ユキの体はほんとにしっかりしてきたと思う。たとえば首、以前はふにゃふにゃしていたのもあり、首周り細いにかかわらずぶにゅっと頭がのっかって首が無い状態、よだれかけが皆小さく感じた。今はどんなよだれかけでもたいがい入る。昨年はお腹にはらまきをするのが躊躇われた、なぜならお腹が背中ごとぶにゅっとしていて、ゆるいはずなんだけど締め付けて臓器を圧迫するんじゃないかという不安があった。硬めの布地・ゴムのちゃんとしたズボンを履かせるのも躊躇した。しかし、今年ははらまきをしっかり「着ている」感がある。以前、お隣の女の子を抱き上げると、重いはずなのに「ふわっ」と持ち上がる感がした。やはりぐにゅぐにゅの赤ちゃんは軽いはずなのになにかとこぼれおちそうな不安感があった。ユキの体はしっかりした。今のユキを持ち上げて、ああ、「ふわっ」と持ち上がるな、と、胴回りをつかんで抱っこするたびに幸せになる。なんだか、やっと、やっと子供に対して不安感よりも楽しい感が追い越した気がします。有難いことです。幸せな育児自体が、誰にでも手に入るものじゃないですから…