シナジスと栄養指導

今日は2月シナジスの日。


今日は栄養指導もあり、栄養師の先生に色々話を聞いていただいた。ミルクの回数・量の書いたものを見ていただき、ユキの場合おそらく一度に沢山飲めないのだろうから、このまま一日に回数多く飲ませていって良いと言っていただく。ユキはいい顔のつやをしているとのこと。現在、2回食にしているものの、形態はまだどろどろ状で、御飯粒が口に残るのでなかなかつぶし粥から卒業できないと話すと、そのままだといつまでもステップアップできないので、訓練になるので全粥にしてみてくださいとのこと。離乳食中期にステップアップになる。ベビーフードも混ぜているというと、そろそろ大人の御飯からの取り分け中心にしてみてはどうかとのこと。海苔は消化に悪いので、まだまだあげない方が良いとのこと。ヨーグルトはそのままで食べられないので、りんごを煮てミキサーにかけたものと混ぜていると言うと、りんごは細かく切って形状があるものに変えてみてはどうかとのこと。甘い味が好きになってきているかもしれないが、果物の甘み程度なら問題ないとのこと。ここ一週間、離乳食に「食いつき」が見られるようになったので、いいことだと言っていただきました。元気に机をぺちぺちする所を見ていただけてよかったです。子供に御飯を食べさせるとき、食いつきが悪い・口を開かないもののとき、「ああ、やっぱりまずいよねえ(笑)」と言ってしまっているのですが、それは駄目!と笑いながら言われました。大人が美味しいと思うものじゃなくても大丈夫、美味しいねと声をかけながら食べさせるのがいいとのこと。まずいと思う気持ちは伝わるそうで、親が嫌いなものは子供も嫌いになる法則だそうです。「美味しくないのに美味しいね」演技は以外と難しいと思います(笑)


身体測定、体重5875g、身長64.1cm。熱を計るのに大暴れ、音のなるおもちゃで気をひきつかせる。うつぶせにすると反り返るユキ、それは未熟児の特徴で、問題はないとのこと。先生に、随分ユキがしっかりしてきたとほめていただく。最近特訓して出来るようになった「顔にかかったハンカチをとれる」ことを報告すると、「ほんとですか!すごいじゃないですか!」大変喜んでいただけた。嬉しい。これは随分前の月齢の子がする事柄なのだが、私はとてもとても嬉しかったので、こんなことでも一緒に喜んでいただけるのが嬉しかったのだった。やはり、自分の感じることが未熟児の母なのだなと思った。そして、先生やスタッフも、未熟児の先生とスタッフなのだった。シナジスは来月で終わりとのこと。ぷっすりやったら、一呼吸おいて「ふえ〜〜」と泣き出すユキ、「いつもとおんなじ泣き声ですね、かわいい」と先生。このときはお腹もすいていたこともあり、ぐずり気味で看護師さんと先生にいいところが見せられなかったですが、泣いても元気そうな姿を見せられて良かったです。


NICUに顔を出しにいく。丁度、NICUで一緒だったおかあさんと子供さんがいらしていて、Y先生が会いにいらしていた所にお邪魔していました。ユキよりは大きかったものの、普通の赤ちゃんよりも小さいサイズで「成長」してらっしゃる子供さんを見て、自分の子供だけが小さいわけじゃないと安心する。大変元気でかわいらしく、ママの色鮮やかなスリングがはえ、可愛い親子だなあと思いました。その後、先生は何度か通り、「誰かきましたか?」と気遣っていただいたのですが、スタッフさんには一人お会いできたものの、看護師さんには会えなかったのでした。2月でスタッフさんが随分変わったとのこと。ユキは少しミルクを飲んで、元気にきょろきょろしておりました。ピンクのズボンをはいた看護師さんが歩いているところを見て、今もバリバリ機能しているNICUのことをお祈りして、この日はタクシーで帰りました。沢山の顔、写真に撮らせていただいて残してあり、一人一人日替わりで熱心に担当していただいた思い出があり、私達家族にとっては一生の恩人、ずっと忘れないでいようねとお家でお話しました。