低出生体重児同窓会

ユキの出身病院で、低出生体重児の同窓会が開催された。今回は幹事をしていたこともあり、しおりや名札をを作成したりして参戦。


今回、荷物があったので、初めてベビーカーを持って電車に乗ってみた。立てかけるのは危ない、しかし、混んでいる車内では座ってベビーカーを立てかけるのは無理。JR等の指導で、車内ではベビーカーはたたんで、子供はダッコ紐を利用するとある。これは、子供が10kgオーバーの場合はお母さんの体や腰が随分心配。実際、混んでいた時にベビーカーを立てかけて子供を抱っこして二つの鞄をさげていた時間帯はかなり辛かった。空いてきたらベビーカーを倒して置いた。途中、おじさんが「僕は次の駅で降りるから、君座りなさい」と、端っこの席を譲ってくださった。涙が出るほど心底有難かったです。なかなか、こういう方は少ないのが現状だと思う。これを読んでいる方、端の席を子連れのママに譲るとかなりの確率で喜ばれるんではないか…と思います、どうぞ宜しく… 私も、もし独りで乗るようになったら、席を譲ることを心がけようと常に思うようになりました。


現地で様々な仲間や先生や看護師さんと交流。うちのユキは、BGMのデッキを止める専門でした(汗) かなり興奮していたらしく、終わりがけに突然電池が切れて床にころがりモード。親の会は、しっかりしたママさん達ががっちりサポート、大変頼もしかったです。それにしても、いろんな人とお話しました。先生方にも「しっかりしたね!」と言っていただく。おなかのでっぱりをO先生に聞いたら、ぜんぜん大丈夫とのこと。私服で赤ちゃんを連れた看護師さん達もいらして、ママっぷりを発揮してらっしゃいました。N先生の研究論文をいただく。同期のママとお子さんにも3組お会いできて、皆元気でかわいくたくましく成長してらっしゃった。「あの頃」の話をすると、ただぼんやりしていたという話で記憶が無いというママもいて、私もそうだったと思う。元気が一番だと改めておもう。


個人的な一番の収穫は、ユキの初めての担当看護師Sさん(18年2月〜3月いっぱい担当)にお会いできたこと。「K看護師(ユキの最後まで担当してくださった方)は私の妹分だったのでお願いしたんですよ。NICUでベビーキャッチも私がしました。ユキちゃんは私の最後の担当だったので、とても覚えています」なんという出会いだろうとただ感動しました。自分とユキが名札をつけていたから気づいていただけて、名札つけていて良かったなあ…!と思いました。当時、2月3月はかなり「いっぱいいっぱい」だった気がして、「担当看護師」という観念が無かった。K看護師が担当になった時、初めて「あ、御礼を言いそびれてしまった…」と心残りだけが残っていました。という訳で、K看護師さん、お会いして御礼を言うことが出来ましたよー!(と、ここで報告) 実際、いろんな人の手がかかっているユキ。口で御礼を言うことが出来る方はごく限られている。感謝の気持ちだけでも伝えられたらそれは幸せなことだと思いました。


暑かったのか、ぐったり寝に入ってしまったので、明後日手術入院ということもあり、会場を先に失礼させていただきました。同期の2組と近くの公園で涼みつつ御飯を食べさせると、大変おなかが空いていたのか、外出日の中でも一番良く食べました。かためのおかゆとゆで卵の黄身とコロッケパンのコロッケをまぜたもの。そして、遊具を見てスイッチが入ったらしく、かなり元気に遊びました。ミルクも沢山飲んで、電車にお友達と一緒に乗って帰宅。いい一日でした。